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ヒラリー・ハーンに泣かされて [観ル・聴ク・読ム]

さっき、ヒラリー・ハーンの演奏会に行ってきました~!!

やっぱり、世界のトップを行く演奏家ですねぇ~
ほんとにすばらしかった、の一言。

プログラムは、
モーツアルト:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調K302
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番シャコンヌ
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調
そして、ヒラリー・ハーンが世界中の作曲家に委嘱した27の小品から6曲。

中でも圧巻だったのは、やっぱり『シャコンヌ』。

ヒラリー・ハーンの演奏は、バッハのコンチェルト1番、2番、2つのヴァイオリンのためのコンチェルトが入ったCDやYouTubeで観たモーツアルトの第3番などをよく聴くんだけど、とにかくアップテンポ。
他の演奏家と比べて軽く1.3倍位の速いテンポなので、『ヒラリー・ハーン=せわしない』のイメージがあったけど、今日のシャコンヌは全く逆。

『シャコンヌ』はハイフェッツのものをよく聴くけど、ハイフェッツよりかなりスローテンポで、和声の響きがすごくはっきりと聴こえてきました。
それと、ハイフェッツのフレーズをしっかりと切って音の余韻を聴かせる演奏と比べると、ヒラリー・ハーンの演奏は、フレーズを切らずに畳み掛けるように次のフレーズに入っていって響きを保つという感じ。

同じ曲でも演奏家によって大きく曲想が変わるものだし、どちらも甲乙付け難い素晴らしい『シャコンヌ』ですが、今日のヒラリー・ハーンの演奏は、とても大事に弾いているということが伝わる演奏でした。

一番最後のフレーズをとても長いフェルマータで終わった時、思わず涙がこぼれてしまいました。

私の両隣も私と同世代の一人で聴きに来ている女性でしたが、3人とも拍手の間にハンカチを目に当ててました!
休憩の時のロビーでも、『思わず涙が出ちゃった~』と話している人もいました。

もう1曲、とても感動した曲があります。大島ミチル作曲の『Memories』です。
ヒラリー・ハーンが27の小品として依頼した作曲家の中に日本人がいます。
映画やテレビドラマの音楽で有名な方ですが、大島ミチルさんがヒラリー・ハーンを映画の主人公としてイメージして作曲した曲だそうです。
緩急併せ持つとても美しい曲で、『静けさの中に情熱が湧き上がる』という感じ。
情熱的なのに、どこか物悲しい。何とも形容し難いけど、ほんとに素敵な曲でした。

今日の演奏会ではCD購入者にサイン会が予定されていました。
でも並んでいる人の数がすごく多かったので、断念して帰りました。早く帰ってヴァイオリンを練習したい気持ちに駆られたもので・・・

ちなみに、今日は朝から美容院に行った後マッサージにも行って、頭も体も超リラックス。
そしてヒラリー・ハーンの演奏会で心もすっかり癒されました。
帰ってからは、ちゃんとヴァイオリンの練習もして。

GW休み明け以降、仕事がハンパなく忙しくて、朝早く夜遅くまでの出勤が続いていて、実は明日も休日出勤。それでも仕事が終わらないので家にも持ち帰ってやってます。おまけに明後日は京都まで出張。。。

こんなにハードで、『もしかして、けっこうヤバいかも』と思うくらいに、頭も身体も心もボロボロに疲れていたので、今日の1日はほんとにカンフル剤になりました。

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コメント 6

tomo

以前、一度コメントさせてもらった、名古屋でバイオリン弾いてるものです(へたくそですが)。

ヒラリーハーンのシャコンヌ聴かれたんですね。
やっぱりすごくよかったんですね。
うらやましいです。
聴きに行けばよかった~~~
by tomo (2013-05-11 22:40) 

ももん

tomoさん、さっそくのコメントありがとうございます。

シャコンヌ、ほんとに素晴らしい演奏でした。
帰ってから思わずCDを注文してしまいました。ヒラリー・ハーンのデビューCDだそうです。

今日のしらかわホールでの演奏会は完売でしたよ。
クラシックの演奏会で完売って珍しいですが。

次回機会があったら、是非聴きに行ってくださいね!
by ももん (2013-05-11 23:20) 

akaayu

ももんさん、はじめまして

昨日のしらかわホール行ってきました。
50歳台の男ですが、私もシャコンヌには涙してしまいました。

バッハの無伴奏VnのCDは、往年のマエストロや最近の話題盤など20セットほど持っていますが、私的にはヒラリーハーンが断トツで好きです。
初めて生で聴くヒラリーハーン、昨日のシャコンヌはまさに女神の演奏でした。

演奏後のサイン会には、無伴奏の全曲録音をする予定があるのかを質問したくて列の最後に並んだのですが、いざとなるとピアノ伴奏のコリーさんが隣りにいるのに無伴奏の話題をするのは失礼に感じて訊けずじまいでした。(あんなに並んだのに、やっぱり訊けばよかった) きっといつか録音してくれると信じています。 
アンコール委嘱作品集の録音も楽しみですね。

突然のコメントで失礼しました。。。
by akaayu (2013-05-12 16:46) 

ももん

akaayuさん、こんばんわ。

おおっ~!! やっぱり、ですか!
生の演奏を聴いて、感極まって涙が出るっていうことは、ありそうで、でも
意外と経験出来ることじゃないですよね。
(私は、以前神尾真由子さんのチャイコフスキーのコンチェルトを演奏会で聴いた時以来、2日目です)

ほんとに、女神の演奏でしたね!

サイン会、並ばれたんですね~
私も、もうちょっと頑張ってみれば良かったです…かなり後悔してマス。
次回、もしまた機会があれば、絶対並びます!





by ももん (2013-05-12 21:55) 

つっちー@LA

はじめまして! 自分もヒラリーのファンの一人です
日本公演でも素晴らしい演奏を披露しているのが分かり、嬉しかったです
自分は、現在Los Angeles在住で、日本公演直前に行われた
Walt Disney Concert Hallでのリサイタルに行きましたが
もう、感動の極みでした

彼女は、若いときから才能を認められたこともあって、とかく実力を疑問視する人も
時々いますが、彼女の生の演奏を聴いて、彼女の動き、弓の使い方
曲の終わるときの余韻、すべてで、彼女の音楽に対する忠誠心の
ようなものを感じました!ある意味、とても生真面目! 
従って、自分の感情を演奏を通じて表すタイプの演奏家とは、
目指しているものが違うように思えました

自分もブログで、LAでのリサイタルの記事をかいています
もしよろしければ、見に来てくださいね!

因みに、ヒラリーのLAでの次の公演は、2014年1月31日~2月2日、
LA Philharmonicとの共演で、NIELSEN: Violin Concertoです
多分聴きにいけると思います、半年以上先の話ですが(笑)
by つっちー@LA (2013-05-15 05:29) 

ももん

つっちーさん、こんばんわ。

ブログ拝見しました。
ヒラリーさんの黒ドレスと眼鏡、名古屋の演奏会でも身に着けておられましたよ!
残念ながら席が遠かったので、眼鏡をかけた顔がはっきり見えなかったんですが。
楽譜を見るためとはいえ、実際には、ほとんど暗譜しているかのような弾きっぷりでしたね。

ブログにアップされていた作曲家さんたちとの写真、ヒラリーさんとても可愛らしい笑顔で写ってましたね。
CDのジャケットがお人形さんみたいな顔立ちなので、クールな感じの印象を持ってましたけど、ブログの写真のような笑顔を見ると、つくづく、当日のサイン会に並べば良かった…と思いました。





by ももん (2013-05-16 21:33) 

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