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メガバンク最終決戦 [観ル・聴ク・読ム]

桔平さん、カッコよすぎて、涙が出てきちゃいました~~[たらーっ(汗)]
カッコよすぎて涙が出るなんて経験、半世紀にわたる人生の中で初めての経験。

椎名桔平さんのファン歴は『Sweet Season』以来ほぼ20年になります。桔平さんが出ている映画、TVドラマ、舞台・・・主演作品はもちろん、端役で出ているものもほとんど観ています。
どの作品の役も素敵ですが、今回の『メガバンク最終決戦』の役はベスト3にランクインです[ぴかぴか(新しい)]

1『Sweet Season』五嶋明良
2『メガバンク最終決戦』桂光義
3『刑事のまなざし』夏目信人

ただ、ファンを名乗るのは怒られそうなほどに桔平さん情報をリアルタイムで追いかけていないので、このドラマがWOWOWで放送されたのが昨年2月、DVD発売されたのが9月だったにもかかわらず、実際に観たのが今週・・・

そして、桔平さんのインスタグラムを見つけたのは、今日[exclamation]

遅まきながら、大興奮中の私なのでした[わーい(嬉しい顔)]

桔平さんのどこが好きなのか・・・?
一言では語り尽せない・・・というよりも、『恋』しているんだと思います。自分にとって現実世界の人ではなくて『遠くから見守っている』感覚だけど、それがファンていうものなんだと。
観ているだけで幸せな気分になれるんです。

さて、この『メガバンク最終決戦』、桔平さんのカッコよさが半端なく際立っていただけではなくて、ドラマ自体がとても面白かったのと、忘れかけていた過去の出来事を懐かしくそして切なく思い出させてくれるドラマでした。

銀行の合併にまつわる実情や銀行の破たん事件にスポットを当てたドラマは、たぶん他にはあまりないと思います。私は銀行員ではないですが、このドラマに出てきた過去の銀行破たん事件には、少なくとも現実に影響を受けた一人です。

その事件で銀行が破たんした影響で、当時私が勤めていた会社も倒産してしまったのでした。
倒産といっても色々なケースがあって、倒産=路頭に迷うということはなく、ほぼすべての社員は当時の待遇を維持したまま今の会社に受け継がれたので、生活に大きな変化はなかったのですが。
あ、大きな影響があったのを思い出しました。当時の持ち株会で200万円ほど積み立てていた自社株が、1円に!!文字通り紙切れになった証券証書、今でも持ってます。

その後は、外資系ファンドから経営陣が送り込まれて、社員の役職名が横文字になったり[exclamation](確か私は、アソシエイトマネージャーだった??) かと思えば、その外資系ファンドから買った今の親銀行の影響を受けて、名実ともに完全に銀行の子会社になり、上司や本部スタッフに銀行出身者が増えたり。
今では銀行グループ全体の純利益の約7%を稼ぎ出す会社になり、結果的には良い方向に進んだのだと思うんですが、その間には色々なことがあったなぁ~と。

それから、私自身はバブル時代から融資の仕事をしていて、色々な銀行員と仕事上の接点がありましたが、バブルが崩壊して多くの銀行が倒産して、別の銀行が吸収合併するという出来事が頻繁に起こり、仕事上で知り合った銀行員の方がその波に飲み込まれていった…ということをみてきました。
私と出身校が同じでよく気にかけてくれた方が、詳しいことは分かりませんが、倒産吸収合併後に自ら命を絶たれたこともありました。

このドラマでは合併した銀行の中で出身銀行で差別がある・・・ということや、1度だけでなく2度3度と破たんを経験した銀行員の家族の悲劇が描かれていました。銀行に縁のない人から見ると『次から次へと銀行の名前が変わるのね~』くらいにしか思っていませんでしたが、実際にそれを経験した人や家族は、ほんとうに地獄だったのでしょう。
そこで働いている人たちは、日々自分の仕事をコツコツと頑張ってきたのに、外交政策のための政治家や官僚の都合、保身に走る銀行経営陣の都合、利益だけを追求するファンドの都合・・・そういうところで自分たちの運命が左右されていたなんて。

このドラマのレビューを見ると、劇画のようだという意見がたくさんありました。それほど現実にはあり得ないドラマの世界だと思う人が多いということなんでしょうが、実際にもこういうことがあったんだろうなと私は思いました。私の会社が影響を受けたとある銀行の破たん事件も、実際の内情について真相は明らかになってません。色々な事情が絡み合い複雑すぎたのと、誰が得をして損をしたのかがはっきり分からない事件なので、うやむやにさせられて忘れ去られた事件でした。
その複雑な思惑の一端をこのドラマで知ることが出来たという感じです。原作者が元ファンドマネージャーで、当時の実情をよく知っているサイドの方なので、とても説得力がありました。

ただ、『長期国債の暴落が銀行破たんを招く』ことの意味が分からない人もいるなど、ドラマの内容を理解するにはある程度の金融知識が必要なので、分からない人にはつまらないと思えたかも。

レビューの中にも『国債が暴落しても、売らずに長期保有すれば問題ないのでは?』という意見がありましたが、これは間違いです。ドラマではこのところが第一の焦点となっていました。暴落した国債の損金処理を今年度は特別にしなくても良いという金融庁通達を一旦は取り付けたものの、金融庁長官のある思惑で撤回されて・・・というところ。確かに国債を今すぐ売却せずに保有し続ければ、今は売却損は出ません。個人であればそれで正解です。が、法人会計というよりも銀行会計では、年度ごとの決算で保有している株式や債券の評価損を計上しなければなりません。評価損が大きいということは資産が目減りするため、債務超過(負債が資産を上回ること)となる可能性があるということです。正確には債務超過=倒産ではないのですが、債務超過の状態は決して健全とは言えず、何かのきっかけで破たん(倒産)しやすい状態と言えます。例えば、債務超過を理由に新たな融資が受けられず、資金繰りに窮するなど。。。なので、債務超過という状態になることは、銀行にとっては大問題なのです。
またバーゼル規制といって、銀行の健全性を維持するための国際的なルールに基づいて、リスク資産(投資や融資)に対する自己資本比率(流動性の高い普通株や内部留保)の基準が定められています。国内外の銀行はこの基準をクリアするための経営方針が取られています。国債の評価方法については色々な攻防がなされているようですが、このバーゼル3をクリアできない事態になっても、銀行にとっては大問題です。

こういったことを知っているのと知らないのとでは、同じドラマを見て受ける感想も変わってくるのかもしれません。
でも、こういう背景を知らなくても楽しめるのが、役者さんたちの演技です。
主役の桔平さんはもちろんですが、桐谷健太さんや石橋凌さんたちの演技もスゴイ。難しいテーマを扱っているにもかかわらず、グイグイ惹きこまれるのは役者さんたちの白熱した演技のお陰だと思います。

ということで、とてもお勧めな作品ですので、是非観てみてください[ひらめき]


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