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團菊祭五月大歌舞伎2018 [歌舞伎!!]

5月12日、前日に本店で課長会議があったので、そのままお泊りして歌舞伎座へ行ってきました。私が提案した課長会議、今回で3回目ですが、まるですっかり私が歌舞伎座へ行くために・・・というようなことになってます(^^;

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この日の富士山、全景バッチリ[晴れ]

五月の歌舞伎座といえば、團菊祭五月大歌舞伎。團菊祭という名の通り、成田屋の市川團十郎家と音羽屋の尾上菊五郎家が共演する吉例の公演です。今年は十二世市川團十郎五年祭と銘打たれています。
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私が歌舞伎を初めて観たのが、奇しくも昨年、2017年の團菊祭なんですね~ 歌舞伎の世界にハマってから、早いもので、もう一年が経つんですね。。。

今回昼の部の演目は『雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)』。成田屋のお家芸である歌舞伎十八番『毛抜』『鳴神』『不動』が織り込まれている通し狂言です。
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成田屋と縁の深い成田山新勝寺の開基1080年記念祭がこの4月にありました。勸玄くんが『歌舞伎の道に進みたいと思います[exclamation]』と決意表明したことで話題になりましたね~[ぴかぴか(新しい)] 
この成田山新勝寺の御本尊が不動明王。330年前、子供がなかなか出来なかった初世團十郎がこちらの不動明王に子授け祈願したところ、見事に二世團十郎を授かることが出来たそうです。その有り難い不動明王を、二世團十郎が歌舞伎に登場させちゃったんですね。この演目は、成田屋にとっては、これまでに何度も上演を重ねてきた思い入れの強い演目の一つなんです。
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歌舞伎座の2階に不動明王様が鎮座しておられます。ちゃんとお参りしてきましたヨ。

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1階ロビーエレベーターの前に、大好きな『暫』の絵が飾ってあるのを発見[ひらめき] 前からあったのかしら???

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この日は昼の部と夜の部を通しで見るので、10時間以上も歌舞伎座で過ごします。

まずは昼の部、最初の演目は『雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)』。
口上では、海老蔵がユーモラスにこの演目の五人の登場人物について紹介してくれます。そしてその五役を海老蔵が務めるのです。一つの演目で五役とは。。。スゴイ。しかも五人の登場人物はそれぞれ個性的、まったく同じキャラクターはありません。とはいえ、同じ役者が演じるのだから、どこか似てるんじゃないか。。。と思うところですが、まさに五人とも別人でした。さすが、海老さま[るんるん]
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全部海老さまですヨ。一番手前が毛抜の『粂寺弾正』、その右後ろは悪役の『早雲王子』、左後ろが色好みの陰陽博士『安倍清行』、その後ろは純情な『鳴神上人』、そして『不動明王』・・・それぞれ五人のキャラクターが、見事に演じ分けられています。

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こちらは『毛抜』の粂寺弾正。
毛抜なんて変な題名だなぁ~と思っていたら、ほんとうに毛抜きが宙を舞う[exclamation] 江戸時代にも毛抜きがあったのか[exclamation&question] 
粂寺弾正がこの毛抜きを手掛かりに、事件を解決するんです。毛抜を重要アイテムとして物語を紡ぐとは、この奇抜なアイデアには脱帽です。
お話の面白さだけでなく、やぱり荒事の市川宗家、歌舞伎十八番の一つだけあって、様式美が面白い。見得も堪能出来ます。 

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『鳴神』の鳴神上人と雲の絶間姫。女人やお酒を断ち、修行一途だった鳴神上人が、雲の絶間姫の色気に絡めとられていく様が何とも...[あせあせ(飛び散る汗)] 歌舞伎で、みんなの見ている前で、『あ、そんなこと、やっていいの~[exclamation&question]』なんて場面も。この際どい場面を、海老蔵と菊之助が演じていることがスゴイ。っていうか、やっぱり尾上菊之助、美しすぎる~[ぴかぴか(新しい)]
もちろん色香だけでなく、見得や立ち回り、六方などの見せ場、満載です[ひらめき]
『不動』、不動明王が登場する時間はめちゃくちゃ短い[わーい(嬉しい顔)] なのに、物語を締めくくるには充分過ぎる存在感でした~

次の演目は『女伊達』。中村時蔵が女伊達の木崎のお光を演じる舞踊です。
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『女だてらに・・・』と男勝りな女性に使われるこの言葉、この『女伊達』が由来になっているのかな。小粋な江戸の情緒を感じることが出来る演目ですね。

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今回は幕間にお弁当食べました。幕間で食べるのは忙しないので、普段はあまり食べないんですが、軽めのお弁当なら、意外と時間に余裕があることが分かりました。
昼の部と夜の部の待ち時間には、珍しく甘々の歌舞伎もなかも食べました。

夜の部、一つ目の演目は『弁天娘女男白波(べんてんむすめめおのしらなみ)』。江戸時代の人気歌舞伎作家河竹黙阿弥の名作です。弁天小僧菊之助や日本駄右衛門が登場する、歌舞伎ではお馴染みの人気演目。あまりの人気ぶりで、ほぼ毎年上演されています。
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今回、弁天小僧は尾上菊五郎、日本駄右衛門を海老蔵が勤めます。弁天小僧は菊五郎の当たり役、若い頃からもう何度となく勤めています。『菊五郎といえば弁天小僧、弁天小僧といえば菊五郎』と言っても言い過ぎではないほどの代名詞になっているんですね。
『知らざぁ言って聞かせやしょう』、七五調の心地良い流れに乗って繰り出されるこの台詞は、歌舞伎を観たことがない人でも知っている名台詞です。
正直言ってこれまで、尾上菊五郎ってそんなに名優さんなの~??と思ってました。でもこの弁天小僧を観て、その名優たる所以を感じることが出来ました。
もちろん、海老さまの駄右衛門も良かった~[るんるん]
白波五人男の花道でのツラネや屋根がひっくり返る『がんどう返し』という大仕掛け、捕手との大立廻り・・・他にも見どころがいっぱいのワクワクするような演目でした。
面白かった~[わーい(嬉しい顔)]

二つ目の演目は『鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき) 菊畑』
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源氏に仕えながらも敵味方に分かれた吉岡三兄弟の物語です。尾上松緑が勤める奴知恵内実は吉岡鬼三太と、市川團蔵勤める吉岡鬼一法眼の心理戦が見どころの一つ。
そしてもう一つの見どころは、中村児太郎勤める皆鶴姫の存在。皆鶴姫は鬼一の息女ですが、なんと、牛若丸に恋をします。その乙女心が何とも可愛らしい…(^-^) 

三つ目の演目『喜撰(きせん)』尾上菊之助による舞踊です。
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菊之助の舞踊、昼の部の雲の絶間姫や大河ドラマの月照のように美しい姿を拝める[ぴかぴか(新しい)]と期待しておりましたが・・・
私、知りませんでした。。。喜撰とは喜撰法師のこと。『えっ、お坊さん[exclamation&question]
かなり意表を突かれましたが、コミカルな舞踊でとっても面白い。菊之助ってこういう役も出来るんだ~と感心しきり。
ところで、女方では坂東玉三郎の美しさは飛び抜けていますが、私個人的には、尾上菊之助が一番美しいと思っています。でも、菊五郎の長男なので、近い将来音羽屋の大名跡を継ぐことになる・・・ということは、立役での出番が多くなるってことなのかなぁ~

さて今回の席は、昼の部が16列13番、夜の部がそのお隣16列12番でした。
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花道に近くて、角度的にも見やすい席でした。ほんとはあと5列ほど前辺りがベストだと思うんですが、松竹歌舞伎会の一般会員ではこれ以上の良席はムリかも。。。でも今年はほぼ毎月のように歌舞伎を観ているので、来年は特別会員に昇格しそう[ひらめき]

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夜の部の幕間はお弁当は食べずにホテルにお持ち帰り。すき焼き弁当[るんるん] 美味しかった[わーい(嬉しい顔)]
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