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御園座スーパー歌舞伎Ⅱワンピース [歌舞伎!!]

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5月の御園座は、スーパー歌舞伎Ⅱワンピース。
名古屋で歌舞伎が観られる貴重な機会なので、歌舞伎に興味を持っている会社の部下たちにも声を掛け、総勢8人分のチケットを手配しました。でも人気公演なので、チケット発売日の11時頃には、市川猿之助がルフィを演じる土日公演のほとんどが完売に近い状態。2階B席やC席の端っこしかないほど。予約出来る席をとりあえず抑えたので、日にちも席もバラバラになってしまいました。

私は5/20夜の部のA席、1階の16列36番。この日は後2人分チケットが取れたので、部下2人と観に行きました。
2人のうち1人は歌舞伎はお初、その代わり2人とも原作漫画を全巻読んでいる。。。という強者。原作のストーリーやキャラクターを分かっているので、余計に楽しめたようです。2人によれば、かなり原作に忠実なキャラクターとのこと。『白ひげの場面は原作でも泣けるんですヨ~』と。右團次の白ひげにグッと来たって言ってました(^-^)

スーパー歌舞伎Ⅱワンピース、昨年11月の新橋演舞場で観てあまりに面白かったので、御園座にも絶対行こうと決めてました。
10月に猿之助が大怪我をしてしまったので、11月は尾上右近がルフィとハンコックの代役を勤めました。当初から若手中心のマチネ『麦わらの冒険』で右近がルフィを勤めることになっていましたが、10月11月の残りの全公演を右近ルフィや若手メンバーが頑張りました。
そして4月の大阪と5月の名古屋での再演では、4つのパターンの配役が組まれ、猿之助ルフィと右近ルフィのダブルキャストという、なんとも贅沢な組み合わせが実現したのでした。

とはいえ、4パターン全部を観ることも出来ないので、けがから復帰した猿之助ルフィが出演する公演を最優先で抑えましたが、観終わった後、あまりの楽しさに。。。席が取れたらもう一回観たい[exclamation]と。すると右近ルフィの出演する26日土曜日の予約が出来た~[ぴかぴか(新しい)]
ということで、1週間後、再び御園座へ。。。(^^;

昨年11月に観たのは、主役のルフィとハンコックは尾上右近、イワンコフが浅野和之、サディちゃんが坂東新悟、マルコが中村隼人、シャンクスが平岳大という配役でした。

5/20夜の部は、Bパターン。ルフィとハンコックを市川猿之助、イワンコフを下村青、サディちゃんとマルコを尾上右近、シャンクスを平岳大が勤めます。

5/26の昼の部はDパターン。ルフィとハンコックは尾上右近、イワンコフは浅野和之、サディちゃんは坂東新悟、マルコを中村隼人、シャンクスは市川猿之助という配役です。

けっきょく3回観て、ダブルキャストになっている配役を全部観ることが出来たのでした。なんともラッキー[ひらめき]
というのも、それぞれ同じ役なのに、演じる役者さんが変わると全然違う~[ぴかぴか(新しい)] 
それぞれの役者さんの個性を生かして演出が変わるので、例えば同じニューカマーランドのイワンコフなのに、浅野バージョンと下村バージョンでは全く違う面白さになるのです。浅野和之さんは歌舞伎役者ではありませんが、初回のワンピースからずっとイワンコフを勤めておられて、超絶早口言葉やその強烈なキャラクターが、すっかりワンピースの見どころの一つとなっているほど。
それが今回の大阪と名古屋から、下村青さんとのダブルキャストに。下村青さんは、正直名前を存じ上げませんでしたが、知る人ぞ知る、劇団四季で活躍されていた俳優さん。若い頃はバトントワリングの世界大会で銅メダルに輝いたというスゴイ経歴も。なので、バトントワリングと四季を彷彿とさせる美声を披露してくれました。。。と言っても舞台を観た時は下村さんのことを全く知らなかったので、面白さにちょっと乗り遅れてしまいましたが。。。

当然、猿之助ルフィ&ハンコックと右近ルフィ&ハンコックも全く別人。猿之助が上手いのは定評があるけど、右近も全然見劣りしません。2人は親子ほどの年齢差がありますが、落ち着いた安定感のある猿之助ルフィと、若々しくて元気な右近ルフィ、どちらも素敵でした。
どちらも観れて、本当に幸せ~[るんるん]
猿之助さん、怪我は全快ではないそうですが、そんなことを全く感じさせないほどの完全復活。『治ったぁ~[exclamation×2]』ルフィの台詞、ほんとに涙が出ちゃいました。

ということで、同じ演目を3回も観たのにどの上演も新鮮で面白くて、3倍楽しめました。

そうそう、今まで名前が出なかった役者さんたちも、とても良かったですヨ。
なんといっても、イチオシは坂東巳之助。ゾロとボン・クレーとスクアードの三役、初演からずっと変わらずに勤めておられます。それほどまでに当たり役ということなんですね。中でも、オカマちゃんのボン・クレー、前回11月に初めて観た時も衝撃的でしたが、彼から目が離せませんでした。この舞台の一つの見せ場、本水での戦闘シーンがあるんですが、私は全体を観ずに、オペラグラスでボン・クレーの表情や動きばかりを追っていました。。。
私の中での注目度、一気にアップ。なので8月の新橋演舞場での『NARUTO』のチケット、さっそく取りました。NARUTOも原作漫画を一度も観たことがないけど、巳之助が主人公のナルトを勤めるので、是非観たいと。

他にもまだまだたくさん素敵な役者さんがいて、もっと書きたいけど際限がないので、ここらで。

今回の公演でのサプライズ。5/5の夜の部に会社の部下が家族と観に行ったんですが、カーテンコールの後、なんとルフィの誕生日ということで、バースデーのお祝いと写真撮影タイムがあったそうです。歌舞伎美人でのニュースにもありましたね~ 『羨ましいなぁ~』と彼女に言っていたら。

なんと、私たちが観に行った5/20夜の部の公演でもサプライズがありました。アバロ・ピサロ役の市川寿猿の米寿のバースデーのお祝いが[ひらめき] なんと88歳[exclamation] 澤瀉屋の最長老で現役バリバリ。歌舞伎は基本的にはマイクを使わないので、3階席の一番後ろまで聞こえるような発声が求められますが、寿猿さんの声もしっかり発声されていて、とても88歳とは思えないほど。
バースデーソングをみんなで歌って、ケーキのろうそくを吹き消して、猿之助さんが寿猿さんにインタビューしたり。役者さんたち、それぞれスマホでその様子を撮ってました(^-^) 
いつまでもお元気で、現役歌舞伎役者として頑張っていただきたいですね。

11月に買ったスーパータンバリン、もう使わないだろうなぁ~と思っていたら、しっかりリピートしてました[わーい(嬉しい顔)]
とりあえず今後予定されているワンピース公演はないけど、たぶん、必ず再演があると思うので、また絶対行くぞ~[ぴかぴか(新しい)]

演出家としての猿之助、回を重ねるごとにどんどん進化させている。40代を迎えても充分華のある役者さんですが、300年以上も続いている歌舞伎の世界に今、身を置いている者として、10年先、30年先の歌舞伎界を見据えて若手を育てることが大事だということを分かっていて、後世まで歌舞伎を伝承するという自分の役割をしっかりと果しておられること、ほんとうに素晴らしい事だと。
猿之助だけでなく、伝承と進化をしっかりと考えておられる歌舞伎役者さんがたくさんいるってこと、そしてその役者さんたちのおかげで、私たちは幸せな瞬間を共有できることに、感謝です。


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ありこ

スーパー歌舞伎ワンピース、下村さんが出演なさっているのですか?!
えええ~!私、四季時代の下村尊則さん大ファンでした!
歌舞伎やミュージカルは一昔前までスーパー歌舞伎も含めて名古屋公演は必ずといってよいほど通いつめていたのですが…ヴァイオリンの上達も兼ねてクラシックをもっと勉強しようと演奏会に通い始めたら、お小遣いが足りなくなり( ᵕ_ᵕ̩̩ )断念して久しかったため、知りませんでした。
うちの会社、協賛してる関係でチケット手に入れルートがあり、それを利用して観にいった職場後輩からワンピースの歌舞伎的表現については聞いたものの、役者さんは多分詳しくないから…びっくりです!
そして、ももんさんの心に残る演技だった旨を拝読して、下村さんの演技を懐かしく、現在のご活躍を嬉しく思いました。
by ありこ (2018-05-30 23:23) 

ももん

ありこさん、こんばんわ!
下村さんって、やっぱり有名な方だったんですね~
パンフレットの下村さんのコメントには、ずっと以前から歌舞伎が大好きで、四季のミュージカル好きな猿之助さんと食事をする機会があった時に、歌舞伎への熱い思いを伝えたことがきっかけで、今回の出演に至ったそうですよ。
今回のイワンコフがとても良かったので、ワンピース再演の時には、きっと下村イワンコフを観ることが出来ると思います。
その時は是非!

by ももん (2018-05-31 20:33) 

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