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市川會2019年 [歌舞伎!!]

8月10日、渋谷のシアターコクーンへ。
海老さまが家元を勤める日本舞踊市川流の市川會、海老さまの叔母様、妹さんのぼたんさん、娘のれいかちゃんの三代襲名披露公演です。
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日本舞踊の公演会には今まで行ったことがありませんでしたが、市川流は七代目市川團十郎が歌舞伎で演じた舞踊が基になっているので、歌舞伎の演目の一つといった感じで楽しめました。

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二等席でしたが、10列目真正面でなかなか見やすいお席でした。

一、長唄 寿式三番叟(ことぶきしきさんばんそう)紅梅改め市川壽紅、ぼたん改め市川翆扇、市川海老蔵
二、能楽舞囃子 高砂
三、口上
四、上 清元 玉兎(たまうさぎ)堀越勸玄
  下 長唄 羽根の禿(はねのかむろ)麗禾改め市川ぼたん
五、長唄 京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)ぼたん改め市川翆扇、市川海老蔵

先日の七月大歌舞伎での勸玄くんの外郎売に続いて、今日もぼたんちゃんの成長ぶりにウルウル[かわいい] ハキハキと、しっかりした抑揚をつけての口上にもウルウル。
羽根の禿では、もうすっかり一人の舞踊家としての貫禄。2018年1月新橋演舞場での初舞台、かぐや姫の時には、まだ自信無げなはにかんだ踊りだったけど、今回は見違える程に美しい可憐な踊りで、ほんとうに素敵でした。日本舞踊の基本動作である首の振り、手先の使いかたやすり足など、大人の舞踊と比べてもそん色なく、とても美しかったデス。

勸玄くんの玉兎も、とても感動しました。1月の襲名発表の時「やってみたい演目は何ですか?」という質問に「玉兎」と答えていましたが、6歳にして既に達成[ぴかぴか(新しい)] 2年前の8月、中村勘九郎さんの長男勘太郎くんも6歳で玉兎に挑戦した舞台を観ました。勘太郎くんの玉兎も可愛かったけど、勸玄くんは・・・明らかに別次元といったかんじ。顔の表情も、踊りの場面や動きに合わせて茶目っ気たっぷりな微笑みだったり神妙だったり。踊りの動きも体幹がしっかりしていてぶれないし、かと思えばコミカルな動きの場面では軽やかに。登場人物をしっかりと踊り分けていて、観た目にもそれとわかる表情と動き・・・七月大歌舞伎での見事な早口言い立てや立ち回り、そして今回の舞踊と、華があるだけではなく生まれながらにして天性とセンスが備わった歌舞伎の申し子であると思わずにはいられません。

翆扇さんの京鹿子娘道成寺もすごかった。しかもとても美しい。普段はとても控えめな印象の方ですが、舞台ではほんとうに堂々とされていて素敵です。
京鹿子娘道成寺は一時間もの長丁場をほとんど一人で踊り続け、色々な踊りのパターンをそれぞれに踊り分けなければならず、歌舞伎の女方にとっては最高峰の大曲。これまでにもトップクラスの女方が演じていますが、劇聖と言われた九代目市川團十郎は、十代の頃、踊りの鍛錬のために毎日この娘道成寺を踊っていたそうです。

初めは美しい白拍子が品格のある様々な踊りを披露するが、最後には大蛇の姿を現し、押戻しという荒事で終わる。押戻しとは勇者が亡霊を退治するというもの。市川宗家が得意とする荒事の一つで、当然、その勇者は海老さま。シアターコクーンには花道がないので、観客席の間を通って海老さまが登場。
歌舞伎の演目の中でも人気作品ですが、今まで観たことがなかったので、その展開にホントにワクワクしました。楽しかった~[ぴかぴか(新しい)]
海老さまの新作歌舞伎の振付をされている藤間流宗家の藤間勘十郎さんも出演されていました。さすがの一言。

それともう一つ。舞踊も素晴らしかったですが、能楽や長唄も素晴らしかったデス。能や狂言だけを観に行くことはほとんどないですが、海老さま主体の公演では積極的に能や狂言が取り入れられているので、伝統芸能を知る良い機会になります。

日本舞踊を満喫した後は、渋谷の街をウロウロ。実は東京に引っ越してからは初めての渋谷。人が多すぎて…アラフィフにはちょっと疲れる街でした~
でもシアターコクーンまでは、近所のバス停からバスで一本で行けて、しかも真ん前に停まるということがわかって、なんだかとてもお得なかんじになったのでした。というのも、海老さまが今年あと2回勤める舞台、10月の「オイディプス」と11月の「ABKAI2019 SANEMORI」、どちらもシアターコクーンなんですね~ 


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